シフトフィーリングを改善する
ご無沙汰しております。
以前行った腰上整備に続いて、今回はRカバー内の整備をして行きます。
前回の整備はこちら↓
現行のカブシリーズはクラッチが一次側、二次側と2つあるので部品も多くメンテナンスがシビアです。
ちょっとした部品の劣化がシフトフィーリングに影響するので今回はその辺りを見ていこうと思います。
Rケース側分解
そんなわけでRケース側を分解しました。
細かなスプリング関係は無条件に新品に交換。
昔数百円程度の部品のトラブルで泣いた事があります。
今回交換した部品の一部。
クラッチリフタ、リテーナー周りも当たりが見られたので交換しました。
写真は撮り忘れましたがクラッチディスク、プレートも純正の新品に。
クリッピングポイント製のケブラーは扱いにくいわりに効果が薄かったので取り外し。
気になった部品
今回特に気になったのが2箇所。
1つ目はドラムストッパーホルダー。
取り外した方の写真は撮り忘れましたが、ホルダーは打痕が複数付いていてボコボコになっていました。
シフトアームが前後する際に当たったのかと思われます。
2つ目はブレーキプレート。
パーツリストの写真だと何だか分かりにくいですが、現物写真で言うところの
コイツですね。
新品と比較するとだいぶ減っていました。
それらを中心に部品交換し組み上げました。
組み上げてみて
その効果は絶大でした。
とにかくタッチがシャキッとして軽く入ります。
ニュートラルの停止状態からのシフトチェンジはもちろんの事、走行中のシフトチェンジもシャキシャキ入るようになりました。
走行していてとても気持ちが良くなりました。
走行距離が多めの方は一度検討されてはいかがでしょうか。
参考になれば幸いです(^^)