ポン付けインジェクターの限界か…
ご無沙汰しております。
ボアアップ計画を始めてから早1,200kmを走行しました。
前回の記事はコチラ↓
インジェクター探し
115ccインジェクターでの濃さに合わせて吸排気側で調整したものの効果は得られずだったので、もう少し薄めのインジェクターはないものかと色々と探し回ったものの明確な表記のあるインジェクターは見つからず。
なのでダメ元で8ft weekendというタイ産のパーツを販売しているショップでハンターカブ用の「大容量インジェクター」というものを買ってみました。
購入自体はスムーズでしたがタイから届くので1週間ちょっと時間がかかりました。
早速取り付け
ダメ元だったので写真は撮り忘れましたが、普通はアルファベットの刻印などがある箇所が無印でした。
取り付けて走ってみると、
絶妙に薄くなりました!
体感的にはそれまでの115ccと比較すると105ccくらいかな。
パッと乗った感じではモタつきや谷もなく良い感じです。
ある程度走行して補正が落ち着いてくると、若干薄目な感じ。
全開空燃比が13.2付近。
なのでスロットルボディ、エアクリーナー、マフラーとまたひとつずつ純正に戻しながら良い感じのところを探っていきます。
ノッキングデトネーション疑惑
吸排気系を純正に戻していき濃いめ方向にシフトしていきたかったのですが、これまたあまり明確な効果はナシ。
様子見を終えて全開走行を試すと、レブ手前でエンジンから「ジャアアァァァァァッッ」という音発生しました。
これ…アカンやつや…
長時間この状態で回し続けなければ大丈夫なので、回転数をそこそこに次なる手段を検討するものの…特にないんですよね。。。
110ccあたりのインジェクターがあれば試したいところですがそういった情報はナシ。
エンジンを開けてみた
ボアアップ後色々試しながら1,200km走行したピストンがどんなものか確認するべく開けてみました。
まずはヘッド。
いい感じに吸気側のカーボンが飛んでってますねぇ。
続いてピストン。
トップ部のカーボンが若干薄いくらいかな?
と思いきや、少し拭いてみるとトップ部はカーボン飛んでってます。
これはアウトだなぁ。
と察したボアアップ計画でした。
まとめ
ボアアップ自体はやはり絶対的なパワーアップが出来るのでどんなシチュエーションにおいても速度的余裕が生まれるのでラクでした。
ローコンプでさえあれば143ccでもクランクシャフトに優しく、熱的にも許容出来そうだなと感じました。
インジェクターのポン付けは、インジェクターそのものの容量の増減による変化は出せるものの、細かなスロットル開度や回転数に合った混合気を選べるわけではないのでセッティング幅がかなり狭い印象でした。
つまり、
ボアアップにはサブコン必須
という当たり前に言われている結果に辿り着きました笑
今後について
エンジンに関しては元の125ccに復元しつつ、この機に改めて腰下まで全バラしをしてリフレッシュしてから純正ベースのパッケージでまとめようかなと思います。
そして生活環境の変化が出て来たのでこの機にC125を手放そうかなと検討しております。
もしC125をお探しの方や興味がある方がおられましたら連絡を頂けたらと思います。
今回の記事も参考になりましたら幸いです(^^)