ご無沙汰しております。
前回の続きを書いていこうと思います。
そういえば書き忘れていましたが、ボアアップ化に併せてオイルポンプとスタッドボルトを強化しました。
特にオイルポンプは潤滑量を増やすのと熱を下げるのに必須です。
143ccボアアップでちゃんと走れるか?
パッケージとしては一旦ノーマル状態に近いところから探って行きます。
・ハイカム→純正カム
・純正改造マフラー→純正マフラー
そしてインジェクター。
これはさすがに純正だとヤバそうなので、以前に崎田二輪さんから購入した120ccインジェクターをとりあえず付けてみます。
恐る恐る試走
KOSO製の空燃比計を見ながらとりあえずは低回転から慣らしです。
開け口から明らかに濃い感じがあります。が、現時点ではその方が安心感あります。
数回乗ったところでやはり警告灯は点きましたがとりあえずスルー。
100km程走行した後にエンジンオイルを確認し少しずつ速度を乗せていきます。
とにかく発進からトルクがモリモリ出て余裕のある走りをします。ある程度圧縮を落としたもののまだパンチは強い感があります。
法定速度での順行がとても心地よいです。
その後アクセル開度を増やしていくと1/2あたりから明確に濃くなり吹けなくなりました。これだと濃すぎるようです。
しばらく走行してみたものの補正で補える量ではないようです。
とりあえずまだ壊れる気配はナシ…。
インジェクターセッティング
キャブレーションと同じ容量で、次はワンランク薄くするべく崎田二輪さんから115ccインジェクターを購入して取り付けてみました。
この方法が正しいわけではないので自己責任で…。
走ってみると良い方向へワンランク薄くなりました。
開け口はまだリッチ。アクセル開度3/4から明確な濃さが残る。ガバ開けせずに回転数に合わせて開けて行くとそこそこ走れるようになりました。
もう一歩ってところですね。
まだ壊れる気配はナシ...。
吸排気で微調整
もう少し薄くなれば良い感じになりそうなので吸排気で調整出来るか試します。
・触媒抜き純正マフラー
・ビッグスロットルボディ
・ああクリーナーフィルター取り外し
・ダイレクトイグニッションコイル
これらで試してみたものの、若干の効果はありつつもまだ濃さは残りました。
更にインジェクターセッティング
これはもうもしかしたら純正インジェクターで対応出来るのでは...⁉
と思い純正に変更。
走ってみると、明確に薄かったです。
そしてそんなときに限って遠出してしまったもんですから、帰りは半泣きになりながら回転を抑えて恐る恐る帰りました。
なんとか壊れることもなく帰宅。
こわれないもんですね...
現状の手持ちでは濃いなりに115㏄インジェクターがベストです。
良い線行っていると思うのでもう少し探っていこうと思います(^^)