C125の腰下をメンテナンスしました
皆様こんにちは。
お盆休みはどう過ごされましたでしょうか?
私はコロナの第2波の事が気になったので遠出やツーリングには行かず大人しく過ごしました。
その分と言っては何ですが、C125のエンジンをバラバラにしてメンテナンスをしました。
前回は走行距離1万kmの時に腰上を中心にバラしてメンテナンスしましたが、今回は腰下を重点的にメンテナンスしたいと思います(と言っても腰上もついでにやりますが…)。
現在走行距離は約1万7千km。
エンジン自体は絶好調ですが、シフトチェンジの時のタッチが荒くなってきており、停止中のシフトチェンジの入りが鈍くなってきていました。
まぁ停止しながらこれだけギヤの入りが良いってのがそもそもスゴいバイクなんですけどね。
まずは外装の取り外しから
レッグシールドやリヤキャリア、サイドカバー類を外します。
ここまでで既に1時間以上経過。
と言うよりC125は外装を取り外すのが1番神経と時間を使うのかも。
ここまで来たらオイルを抜きつつステップやマフラー、チェーンやエアクリーナーボックスなどをドンドン外して行きます。
エンジン腰上バラし
あっと言う間に腰上をバラバラに。
相変わらず燃調薄っっ!!
カーボン全然付いてません。ほんとこのバイクは凄いなぁ。
おかげで掃除もラクチンです。
ピストンへの吹き戻しは前回より多いかな。
今回はピストンを新品にします。
シリンダ内はキレーなもんです。
そしてスリーブも肉厚でスゴい安心感。
鉄カブを88ccで乗っていた頃のペラペラシリンダーが懐かしい…
写真は撮ってないですが、バルブは排気側当たり面に傷みが出始めていたので次回はシートカットと新品バルブってな感じでした。
エンジン腰下をバラします
と言っても特別な事は何もないので特に写真もないんですが。
今回はデータ取りをしたいのもあるので、大きな部品は変えずに細かな部品を変えてみてどう変化があるのかを調べてみました。
細かな部品というのは例えば
シフトアームのこの小さなスプリングとか
ここのスプリングとか
シフトドラムストッパーとかクラッチリフターリテーナー。
この辺りです。
今回ベアリング関係は傷みもなかったので変えていません。
エンジンバラしついでに
普段洗えない場所をジャブジャブ洗います。
ここまでバラした姿を見ると、やっぱりカブなんだなと改めて思う。
センタースタンド周辺は地面からの砂や石などの跳ね上げで塗装もヤレてました。
チャチャっと組み上げて作業完了。
エンジンを組み上げて
まだ慣らし走行ですが、腰下の細かい部品を替えて見ての感想はシフトタッチが
「シャキッ」
としたなと言う感じです。
あ〜、そう言えば新車時はこんな感じだったよな
と思い出しました。
小気味良くシフトチェンジした時のフィーリングはとても気持ち良いです。
今回の経験から逆を言うと、シフトタッチでなく純粋にギヤの入りを改善したいといった場合はミッション本体やシフトフォークの交換が効くんでしょうね。
また慣らしが終わったら色々書こうと思います(^ ^)