タイヤサイズとハンドリングの関係
そう言えばブログの記事にはしていませんでしたが、以前ホイールを純正からスポークホイールに替えたのを機にタイヤをミシュランのM35に交換して履いていました。
このタイヤは鉄カブに乗っていた頃にも愛用していてグリップも良く接地感もあり雨天時のコントロール性も良かったので、スポークホイール化に伴いチューブタイヤ仕様となったのでC125にも新品で購入し履かせていました。
が、だいぶ溝がなくなってしまったのでそろそろ交換します。
前後とも真ん中よりサイドがツルツル。
走行距離は7000km。
通勤メインでツーリングは数回程度。
C125はトルクがある上に足周りもしっかりしていて攻め込みやすいのでタイヤの減りが早いですね。
新しく交換するタイヤは新品でなく、以前履いていたピレリのエンジェルシティの中古。
走ってみて改めてコレのグリップ感にビックリ。
「グリップ力」ではなく「グリップ感」。
接地感と言ったほうが分かりやすいですね。
溝パターンはミシュランM35と比べて少ないんですが接地感がかなり高く安心感がすごい。
タイヤが滑ってしまう時にもズバッと流れず踏ん張ってくれます。雨天時もその印象は変わらず。
溝パターンがカブには合いませんがコレはかなり良いタイヤですね。
ハンドリングについて
で、ここからが本題。
ミシュランM35を履かせる時に前後ともタイヤサイズを2.50にしました。
理由は前後タイヤの減り具合に応じてローテーション出来ると思ったから(結局前後共サイドがツルツルになったので終了…)。
純正のサイズがフロント70/90-17、リヤ80/90-17なのでM35を履かせてサイズ的にはリヤが低くなっていました。
一方ピレリのエンジェルシティは純正と同サイズを買っていたので、今回改めて履かせた時にグリップ感とは別にそのハンドリングの安定感の高さに驚きました。
コレはタイヤの良し悪しの話ではなく、
リヤが高くなる=フロントのキャスターが立つ=トレールが増える=安定する
こんなイメージです。
リヤ車高が上がるから直進安定が下がると思いきや、やはり純正指定のタイヤサイズで1番良い状態になるように設計されてるんですね。
走行中に両手を少し離してみた時のフロントのフラつきが全くありません。
同時に思い出したのが、ツーリングに行った時にリヤキャリアに沢山荷物を載せた時の車体の不安定さ。
リヤ車高がかなり下がった状態で走行していると少しでもハンドルから手を離すとすぐ振られてしまうような状態でした。今はそれの間反対の状態ですね。
まぁ少々前後の高さのバランスが変わったからと言って走れなくなるワケではないのでそんなにシビアに考える必要はないんですけどね。
C125のハンドリング特性について一つ勉強になりました(^^)