吾唯カブを知る

スーパーカブのブログ  最近はC125について書いています

超抜群エンジンキットをアップデートしてみた

超抜群エンジンキット 現行型

 

私のC125には超抜群エンジンキットというモノをエンジンに組み込んでいますが、それは旧旧タイプからアップデートしてきたもので(これまでに何回説明してきたんだろう…)、現在発売されているものとは少し内容に違いがあります。

 

で、先日「新型バランサー・カムスプロケット」なるものを買いまして、カムスプロケットをこれに交換する事で現行型の超抜群エンジンキットになります。

価格はカムスプロケットだけで6000円と高め。

ヤフオク! - 新型バランサー・カムスプロケット(JA10~ ...

 

アップデートで変化が分かりにくくてもいけないので交換前にわざわざ純正カムスプロケットに交換してしばらく走っていました。

その記事はコチラ↓

 

 

で、新型が届いたので交換です。

 

 

新型バランサーカムスプロケットを比較

バルブタイミング

届いた新型と旧型を重ねてみました。

まずはココに違いがあるかを1番楽しみにしていました。

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カムへの取り付け部を基準とした時にスプロケの歯の位置にズレがあります。

これは期待通り!

 

 

重量比較

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まず純正  60.5g

 

 

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旧型 58.3g

 

 

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新型 57.1g

 

それなりに減っていますね。

 

 

 

エンジンへ取り付け

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新型カムスプロケを取り付けてフライホイールをTマークに合わせた時の位置関係。

うんうん、予想通り進角していますね。

 

カムスプロケは32Tなんで、新型はおよそ2.8°くらい進角してると思われます。

 

 

 

 

取り付け後すぐの印象

チャチャっと取り付けて早速始動。

アイドリングは特に変化なし。

いざ走り出すと、

 

あぁ、進角してるな〜

 

って感想です(そのまんま)。

グロム系エンジン特有の高回転の伸びの悪さがなくなり気持ち良く上まで回る。

機械的な進角で全体に影響が出るものなのでその分低中速域はトルクが痩せるかな?とも思ったが思った程ではなく違和感もなくすぐ馴染んだ。

純正カムスプロケットと比較するとすごくスムーズに高回転まで伸びていく。

 

だけど現時点ではそれがイコール速いというワケではなく「ただ回りやすくなった」だけ。

トルクを伴っていないので回さずに普段通り走ると逆にスピードが落ちていく。

これからしばらく走ってECUが学習してからどうなるか。

 

 

 

 

走行距離80km走行後の印象

前述の通り中速域からのフン詰まり感がなくなりエンジンが伸びるようになったので1速2速での加速がスムーズになり走りやすい。純粋なトルク量で比較すると低中速は低下。

峠道とかでスポーティーに走りたい箇所でオーバーレブ特性が良くすごく乗りやすくなった。

 

ただ現状トップエンドでの伸びはなくなった。3速4足で伸び切れなくなり5kmほど遅くなっている。明らかにトップエンドのガスが足りていない。

キャブ車の感覚で言うとメインジェットが1〜2ランク薄い時の症状。

特に下りなんかは話にならない。

これだと下がなくなった分を回転馬力で補うつもりが上もスカスカなので結果的に遅い。

 

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現状のプラグの焼け具合。

 

私は燃調セッティングにプラグの焼けを参考にはしませんのであくまで目安に。

それにしても真っ白…。

 

うーん…。

もうECUの補佐にかかる距離は走った気もするから純正パッケージだとガス補正が追いつかないのかな…

(ちなみに吸排気ともノーマル)。

この調子ならこのキットはボツです。

 

 

 

走行距離200kmを超えて

いつか変化が出て高回転域も補正が効いてイイ感じになるかと期待してましたが変化なし。

自分の求めているコンセプトには合わず残念な結果になりました。

超抜群エンジンキットの現行型と旧型の比較結果をまとめると

 

良い点

・エンジンがスムーズによく回る

・エンジンに元気感が出るので速くなった気になる

 

悪い点

・低中速のトルクが減った

・高回転トップエンドのパワーがない

・トルク低下によりトコトコ走る許容がなくなりシフトチェンジが多くなる

・燃費悪化

・発進加速が悪くスクーターに負けやすい

 

てな感じでした。

 

 

残念な結果。

一言でまとめると

「なんちゃってスポーティー」

的なフィーリング。

ブンブン回るようになって速くなった気になるけど実はトータルで見ると遅くなっていて、燃費も悪くなっている。

個体差もあるだろうからあくまでも個人の感想ですが…。

私のC125は吸排気ノーマルですがマフラーを変えてる人はこの傾向がもっと顕著なんじゃないかな。

 

 

テストコースとテスト車両があってキッチリデータを取りながら作り込んだらこうはならないんだろうけど、それも難しい事ですもんね。

進角による変化を知れたって事で今回はいい勉強になりました。

私は幸いにも旧型タイプに戻せるので、旧型のカムスプロケの重量を今回の新型の重量と同じに軽量化加工して楽しもうと思います(^ ^)

 

 

※追記

早速旧型カムスプロケットを軽量化加工して取り付けてみました。

 

かなりイイです!

 

加速もグイグイするし、高回転も旧型のそれまでよりスムーズに伸びる。

現行型だと3速で引っ張ってた登り坂を4速のままでグイグイ登ります。

全体的に明らかに低回転でトコトコと心地良く走れるし、その気になればグワァ〜っと開け開けでも速く走れる。

コレは今までで1番サイコーの仕上がりです。

 

旧型カムスプロケを持ってる人なら、元々軽量化されている箇所をリューターとかで加工して57.1gにしてやるだけで簡単なので是非ともお試し下さい(^ ^)