インジェクター交換
さて、今回からは何回かに分けて吸気チューンをして行きたいと思います。
現状でのC125でもパワー面にはほぼほぼ不満はないんですが、スポークホイールでもお世話になった崎田二輪本舗さんが面白そうなものを販売していたのでついつい買ってしまいました。
http://sakitanirin.shop-pro.jp/?pid=153541221
ビッグスロットルボディってヤツですね。
コレとビッグインジェクターの組み合わせで空気とガソリンの量を増やし、サブコンでセッティングするってモノです。
そんで今回のインジェクターはコチラ。
http://sakitanirin.shop-pro.jp/?pid=153706125
120ccの吐出量でノーマル比1.33倍らしい。
私は燃費を気にするわけではないんですが、スーパーカブC125はタンク容量はイジメのような小ささなんであまり悪化させたくはないですよね。
更にはせっかく便利な補正をしてくれているECUにわざわざサブコンを入れて乗りにくくする気もないので、あくまでもポン付けを条件に、興味本位でデータ取りのつもりで使用してみようと思います。
ちなみに今の平均燃費は60km/ℓ。
通勤メインで峠道ありアップダウンあり市街地ありでこの燃費は凄いです。
で、まとめて交換したいところですがそれをすると各パーツでの変化が分からないし泥沼にハマるパターンなので一つずつ試して行きます。
まずはインジェクターから。
早速取り付け
コレの作業負荷の配分をまとめると、
レッグシールド取り外し 80%
インジェクター取り付け 5%
スロットル開度センサリセット 15%
(+DTC消去)
てな感じでした。
いかにレッグシールド取り外しが手間かという事ですね。
インジェクターの違いはこんな感じ。
マーキングの色が違うくらいなもんです。
気を抜いたら外したインジェクターをまた付けてしまいそうになります。
スロットル開度センサのリセットやDTCの消去方法はここでは省略。自己責任ですからね、サービスマニュアルを読みましょう。
走ってみた
始動、アイドリング、走り出しと何の変化も感じられません。
まぁセンサーリセットしたばかりなので気長に試そうと思います。
途中全開走行してみると高回転で急に伸びが悪くなりました。
相当濃いか又はPGM-FIの学習が追い付いていないのか?
と思っていたら…
警告灯点灯
警告灯が点灯しました。走行距離は20kmほど。
流れ的には燃料が濃いんだろうなと思いつつも、帰るまでエラー診断が出来ないのでその後はソロリソロリと走りました。
DTC診断
家に帰ってから警告内容の診断。
やはり燃料が多いとの診断でした。
警告灯が点いたのはC125に乗り始めて約2年になるけど今回のが初めて。
参考までにプラグを確認すると確かに濃い目。
低中速のO2フィードバック域は対応出来ても高回転域は薄目に対応しきれないって事ですかね。
一旦DTCリセットをしてまたエラーが再度出るのかを試してデータ取りしてみます。
ECUも学習中だろうし、今回はスロットル開度センサリセットはしていません。
走行2日目
今回は20km走っても警告灯の点灯ナシ!
アクセルを開けた時のエンジンフィーリングが僅かに丸くなっています。
高回転での伸びの悪さも相変わらずあるけど昨日より穏やかになってるから、少しずつ補正されて来ているのかな?
なーんて思ってたら30km走行時に警告灯が点灯。
昨日も今日も大きく加速した後に点灯したんで、多分走行距離の問題ではなさそう。
インジェクター変更のまとめ
私のカブはエンジンに超越キット、エアクリーナーボックス内の紙フィルターカット、マフラーはビームス製に交換して吸排気をイジってますが、今回の件から逆を言えば「燃料が薄いよ」というエラーはまだ出ない領域だと言う事が分かりました。
コレは大きな収穫です。
C125の場合しっかりO2補正が入るのでインジェクター交換の変化は感じにくい上、私の今の吸排気でも初めは濃いめエラーが出たのでノーマルに近い車両でのメリットは何も無さそうでした。
ちなみに今回の燃費はアクセル全開が2回のみで、あとはトコトコ走行だったにも関わらず52km/ℓという異例の悪さでした。
また色々と試してみたいと思います(^^)