C125の強化クラッチ化
ご無沙汰しております。
ここ最近、高回転でのシフトアップ時のクラッチの繋がりに滑り感を感じ始めたのでこのタイミングでクラッチ板を含めた強化をしようと思います。
チョイスしたのはコチラ。
クリッピングポイント製強化ケブラークラッチキット。
これを選択したのには理由があって、
純正クラッチは熱が入った後のクラッチペダルの遊びの変化が大きくて、それによってクラッチからの異音の原因になっていた経緯があるからです。
過去記事↓
なのでクラッチ板もセットで交換したら良い方向に進んでくれないかなという期待を込めてコレにしてみました。
製品比較
まずはオイルを抜いてからレッグシールドやらステップやらをバラしてクラッチまで分解していきます。
個人的にこのクラッチ系の作業が1番バラす量が多くてしんどいです…
クラッチまでバラしたところで、
まずは製品比較。
回転物なので重量に差があるとそれだけでエンジンフィーリングが変わるので確認が必要です。
純正の取り外し品。303g。
組み付けるケブラーキット。303g。
重量は一緒とみて良さそう。
お次はクラッチスプリング。
今まで使っていたのはキタコの強化スプリング。
43.5g。
ケブラーキットに付属のスプリング。
42.1。少し軽い。
見た目も押した感じも柔らかいので純正に近いレートなのかな。
組み付け
毎回組み方を忘れるのでしっかりとサービスマニュアルを見ながら組みます。
まず走ってみて
組み上げ後の第一印象は、
「強化クラッチを入れたクルマのよう」
て感じです。
ようするに普通に乗るには乗りにくいです。
のんびり乗るにはシフトが繋がった際にガッと衝撃がくるのでストレスを感じると思います。
逆にガンガン回しながらシフトチェンジした時には繋がりが「カッチリ」しているのでロス感がないです。
シフトペダルのタッチからして、スプリングは純正に近い軽いタッチ。個人的にはイマイチ。
慣らしを含めてしばらく様子を見ます。
しばらく走ってみて
色々と試して走ってみた結果としては、
やはりちょっとクセが強いな
という印象でした。
クラッチ調整を何回もして、良いところを探ってみたら純正よりも遊び多めの方が使い勝手は良かったです。
ですが、ガンガンに攻めたらクラッチが滑り気味になりました…。
シフトペダルの軽さからしてスプリングはあまり強くないなと感じていましたのでやはりなという感じでした。
このままで乗りたくはないのでまたクラッチのバラシ作業です…。
強化クラッチスプリング投入
キタコの強化クラッチスプリング。
リピート買いです。
私はスプリング6本とも交換します。
強化ケブラー+強化クラッチスプリング
乗り出し直後からフィーリングはとても良し!
カチッとした強化クラッチ板とカチッとしたスプリングで相性が良いです。
これをデフォルトにした方が良いんじゃないかな。
しばらく乗り込んでみたけど、このセットなら滑りも出ず安定した走行が出来ました。
エンジンの冷間時と温間時のシフトペダルの遊び量の変化はやや少なくなったかなといったところ。
ケブラーにしたメリットは今のところ何ともいえないですね。
しばらくはこれで走ってみようと思います
【41300】