C125のエンジンハイコンプ化
皆様GWいかがお過ごしでしたでしょうか。
私は外出を控え家に籠る予定だったので、この機にエンジンをイジろうと事前に色々と準備をしていました。
C125のエンジン特性を考える
2018年の年末にこのカブを買ってから約2年半。
エアクリーナーをイジってみたりマフラーを替えてみたり、ビックキャブやインジェクター、アーシングやプラグ、超抜群エンジンキットからのカムスプロケット交換による点火時期変更や独自のウェイトバランス変更などなど…
色々と試してきて個人的に行き着いた結論は
「あくまでも低中速型エンジン」
という事。
吸排気を変えたりハイカムを入れたところで、このエンジンのベースは結局低中速型。
このキャラクターをどうにか変えたければECUを丸交換するか点火時期の変更が出来るサブコンを付けるしかないんじゃないかなと思ってます(今の所ないけど)。
キャブ車時代はCDIを変えたらエンジンキャラクターも変えられましたが最近のバイクは電気が進化してる分そのあたりも難しいですね。
なのでその根本を変更せずに高回転型にしようと吸排気、ハイカムを入れても上が回っても次は下がスッカスカになったりと、結局乗りづらくなるだけで上手く行きません。
ここ最近超抜群エンジンキットをベースに高回転域のパワーアップを狙ってみたりもしましたが、やはり最終的にトータルパワーは落ちて乗りにくくなりました。
それらを基に更に乗りやすく、速く出来る方法はないかなと日々考えていた時にふと思い付きました。
純正エンジンをベースに圧縮を上げたらいいじゃん!
そうなんです。単純な事なんです。
ガスケットを薄くして圧縮上げてやったら低中速はパワーアップするし点火時期も低中速寄りだしその程度の圧縮上げなら熱量も増えないんじゃないかなと。
これまでは市販のハイコンプピストンで圧縮を上げる方向しか頭になくてこの発想が出来ませんでした。
NRマジック レーシングベースガスケット
早速薄いガスケットはどこかに売ってるかなとネットを探すと、ありました。
NRマジックのレーシングベースガスケットのStage1。
純正0.5mmに対しコレは0.3mm。
程良いね。
ちなみにStage2の0.2mmもあるみたい。
次回はエンジンをバラしてコレを組んでみようと思います(^^)