吾唯カブを知る

吾唯足知 スーパーカブのブログ  最近はハンターカブについて書いています

スーパーカブ 空燃比計取り付け

C125に空燃比計を取り付ける

ここ最近、超絶キットやビッグスロットルボディ等のエンジンチューニングパーツを試していたものの、正確な空燃比データを取っていなかったので、あくまでも私の体感重視で比較をしていました。

 

これまで吸排気パーツを色々と試してきて、現在は結果的に純正に戻して乗っています(エアクリーナーエレメントの濾紙のみカット)。

現状のパッケージで概ね満足していますが、欲を言えばビッグインジェクターがサブコンを付けず純正ECUのままでも程よい濃さで使用出来るものがあって、そこに崎田二輪さんのビッグスロットルボディと併せて付けられたら最強なんだけどなと思っています。

 

 

季節が冬になりガソリン噴射量が濃くなるので、この時期にガソリンが足りなくなるようなチューンはエンジントラブルの元なので絶対避けたいところ。けれどもビッグスロットルボディを取り付けてセッティングを出していきたい…。

 

 

 

空燃比計選び

そんなワケで、空燃比計を付けたいと思います。

個人的な好みとしてハンドル周りにゴチャゴチャと物を付けるのは嫌なので避けたい所なのですが、データ取りの間だけと割り切って取り付けます。

 

ざっと調べたところ、キタコ、武川など有名どころが空燃比計を販売していますが、余計なモノが付いていたり値段が高かったり。

そんな中で安くコンパクトで空燃比計のみの良さげなモノがありました。

 

 

 

 

KOSO空燃比計


KOSO デジタルメーター モンキー F1 PCX125 Mini3デジタル空燃費計

 

 

値段は8千円を切るくらいで、レビューも結構良い。

4miniに取り付けている方も多いようなのでコレを付けたいと思います。

 

 

 

f:id:yoshi83miya:20201118164726j:image

届いた部品たち。

空燃比計のセットのみでも取り付け出来ますが、エレクトロタップで配線を傷めたくないので別途キタコの配線をキタコの電源取り出しハーネスを買いました。が、結局使いませんでした。

理由は後ほど…

 

 


f:id:yoshi83miya:20201118164719j:image

KOSOの空燃比計。ホンダ用ハーネス付属タイプ。

 

 

 

 

取り付け

いざ取り付けるにあたり、電源取り出しハーネスを付けようと思ったらスペースが狭く全然入りませんでした…

 

さてどうしようか。

と、思ったら以前購入したキタコのUSB電源取り出しKITのハーネスがありましたわ。

 


f:id:yoshi83miya:20201118164716j:image

左の赤いのがUSB用のハーネス。

余分なものがついていないのでC125の狭いスペースでも取り付けられます。

 

 


f:id:yoshi83miya:20201118164723j:image

電源取り出しハーネスに合わせてKOSOのハーネスにもギボシを取り付け。

 

 

 

 

配線の長さが足りない

空燃比計をハンドル付近に取り付けてバッテリーから電源を取った場合、ハーネスの長さが足りません。

なので余ってた配線を2本使って延長ハーネスを作って繋げました。

f:id:yoshi83miya:20201128093228j:image

赤と黄色の線が作ったハーネス。

 

 


f:id:yoshi83miya:20201128093225j:image

一定期間のみの取り付けなので両面テープでハンドル部に貼り付け。

メーター自体がシンプルかつ軽いのでこれでも十分固定出来ました。

 

 

 

 

走ってみて

始動直後はオートチョークが効いているので濃い状態を表す「R」。

少ししてエンジンが温まると理想空燃比である14.5付近で表示されました。

 

走行中の推移としては、

 

・低中速域はフィードバック制御が効いているとの話通りで、基本を14.5付近としつつアクセルの開閉に応じて増減。

 

・高速域は、1、2速の加速時は12.6付近まで濃くなる。3、4速の全開域は13.2あたりでキープ。

 

と言った感じでした。

 

 

高回転域は結構レーシーな空燃比になっているような気がしますが…

コレが完全に純正状態でもそうなのかは分かりませんが、リッター60km以上走れる事を考えるとこのくらいの空燃比なのかも知れません。

アクセルオフの時も薄い状態を表す「L」が表示されるので、低燃費のために徹底的にムダガスを排除してるのかも知れませんね。

やっぱりカブは凄いです…。

 

 

この数値を基準に、また色々なパーツを組んで検証して行きたいと思います(^^)