カムシャフトのデコンプ取り外してみて
始動性
まず、始動性に問題なし。
取り外し前とセルの回り方、エンジンの掛かり方共に違いなし。
ちなみに私はバッテリーを純正ではなくスカイリッチ製のリチウムイオンバッテリーに変えてあり力強く始動するので純正バッテリーの方の参考にはならないかもしれません。
走行フィーリング
取り外し後の走行距離50km程では何も変化なし。
振動面も取り外し前と変わらず。
ちょっとくらい何かしらの変化があってくれてもいいんですけど…。
走行100kmを超えたところでの走行フィーリングは…
何にも変わりません。
ビックリするくらい変化なしです。
FIの学習能力によって変化が出るのを期待したけど何にも変わらない。
すごく細かくデータを見比べると中間加速が良くなったかなという感じ。良くなったと思いたい。
それくらいの差しか出ません。
まとめ
今回の走行データを基に色々と考えると、デコンプを取り外してその効果が特に期待出来るのは高回転ではないかと思います。
しかしノーマルマフラーは抜けが悪いので高回転はフン詰まりで回りません。
なのでマフラーを変えて高回転が伸びるようになって初めてデコンプ有無の差が大きく出るのではという感じがしました。
私はC125のノーマルマフラーを気に入っているので今回のデコンプ取り外しによる効果は大したありませんでした…。今後フリクションロス低減による燃費向上があれば嬉しいな。
始動性に変化もないしまた元に戻すのもめんどいのでしばらくこのまま様子を見ようと思います(^^)
※追記
デコンプを元に戻しました
デコンプを取り外してから500kmほど走りましたが、変化としては「明らかに中速トルクが減った」感じ。
感覚としては純正エンジンに無駄に軽量フライホイールを付けた時に似たフィーリングです。
イジったエンジンの軽量フライホイール化は有効だけど純正に付けてもただトルクがなくなるだけで良い事ないですよね。それと同じ。
で、デコンプを付け直して走ってみたらやっぱりトルクが増えました。
このエンジンは回転馬力型ではないのでやっぱりトルクがなくなると無駄にエンジンが回るだけで燃費も悪くなるしエンジンの耐久性も落ちるし楽しくないですよね。
ともあれいいデータが取れて良かったです。
日々勉強ですね(^ ^)