超ハイレスポンスキットを組んでみた
ご無沙汰しております。
そろそろ梅雨に入り雨が多くなってバイクに乗るのがしんどくなる季節になりますね。
まぁ乗りますけど٩( ᐛ )و
さて、前回ハイレスポンスキットなるものを取り付けて調子が良くなり満足していたところに残念な知らせが…。
前回の記事はコチラです↓
それは、ハイレスポンスキットのバージョンアップタイプの「超ハイレスポンスキット」が販売されているではないですかW(`0`)W
やってもうた〜っ!!
も少し待てば良かった!
なんて思ったのも束の間。
なんとこれまでのハイレスポンスキットを超ハイレスポンスキットへアップデート出来るキットも販売されてました。ホッと一安心したところで迷わず即購入。
内容としてはフライホイールの部品を付け替えて軽量化するというもの。要は軽量フライホイール化ですね(^^)
取り付け
このアップデートパーツの交換はレッグシールド周りを取り外す事なく、オイルを抜いてシフトペダルを外して、ドリブンスプロケットカバーを外して、Lカバーを外せば交換出来ました。
※写真はド純正の頃のものです
逆の手順で組み直しオイルを入れたら作業完了!
第一印象
取り付けて走り出してみたその瞬間に変化が分かりました。
レスポンス軽っ!!名前の通りハイレスポンスです。
ただ同時に不安もよぎりました。
ここまでヒュンヒュン回るエンジンフィーリングだとカブらしいトコトコ感がなくなってしまうな…と。
まぁとりあえずは今回も100キロ以上走ってから判断しようと走り回ってみましたが、50キロほど走ってみると不思議な事に取り付け直後に感じたエンジンの軽さがなくなって来ました。補正が入り始めたのでしょうか。
でもこれだとハイレスポンス感もないな…(´-`)
効果はいかに?
そして更に走り回り走行距離100キロを超えた辺りになるとまたフィーリングは変化し、節度のある軽快なレスポンスがありつつトコトコ走れるトルク感もまあまああるようになりました。
なんか今回はやたらとエンジンフィーリングが変わるけど大丈夫か?( ゚д゚)
エンジン特性が落ち着いたので超ハイレスポンスキットアップデート後のフィーリングをまとめると
・空ぶかしのレスポンスが軽い
・高回転域の回りが良い
・アイドリングの安定感が少し減った
・出足のトルク感が減った
・巡航時のエンジンの鼓動感が減った
・登りがシフトダウンしないと登れなくなった
・ギヤの入りが悪くなった
・細かな振動(ビビリ)が増えた
てな感じです。
うーん。カブが「レーシングエンジンになった」というよりは「ただ回ろうとするようになった」感があります。
エンジンの吹けの軽さから速そうな気になっていたけど、実際にはデータを照らし合わせると全体のトルクが低下し出足加速〜最高速度までそれまでと同等以下でした。
例を上げると登り道を3速全開、80以上に引っ張る時は超ハイレスポンスキットの方が良く伸びます。しかし4速に入れるとハイレスポンスキットの時は90を超えてもスルスルと加速を続けていたのに対し超ハイレスポンスキットは90手前で黙り込むようになりました。
ファイナルをショートにしてトルクの落ち込みをカバーする手もあるんですけどね…
それまではエンジン特性も重厚感のある愉しさがあったのに対し2ストロークエンジンのような味気ない軽いフィーリングになりました(*´-`)
まとめ
今回感じた印象は私個人のC125での感想なので、マニュアルクラッチのグロム、モンキー125だとまた違う印象になるのかなと思います。
C125は遠心クラッチなので基本半クラッチでの積極的にエンジンを回す乗り方も出来ないし、二次減速比がロング寄りでエンジンも低回転で走る設定なので高回転キープでの走りが合わないのもあると思います。
なのでその後、再度アップデート部品を外ししばらく走ってみるとエンジンが全体的重厚なフィーリングになり車体まで高級になった感じがします。
出足のチカラ強さも心地よく、ゆっくり巡行する時もエンジンパルスが気持ち良いです(^^)
やはりカブはこうでなくては!!
私の中ではアップデートしなくても
「ハイレスポンスキットは十分に良い」
という結論になりました。
参考になれば幸いです( ´∀`)