カブとスクーターの違い
先週末にスーパーカブC125をギヤトラブル?の修理のためバイク屋さんに預かってもらってから、代車のスクーターでの通勤生活が始まりまして。
このたった数日のうちにカブとスクーターの差をかなり感じているのでその事を書いていこうと思います。
そこでまず、それぞれの良い点悪い点を第三者目線で見ていこう…
と思ったけど既にわたしはカブに乗っているのでカブ優位になるのは間違いナシ( ´•౪•`)笑
なので
スクーターに乗って分かったカブの良さ
について考えていこうと思います。
ちなみに今回代車で乗っているのはホンダのスペイシー100
本来こういうネタならC125との比較対象スクーターはPCXなどになると思いますが代車は選べないのでご了承下さいませ…
それでも私自身色んなカブはもちろん、スクーターも原付からビックスクーターまで幅広く乗った事があるので広い範囲で見て比較していこうと思います。
足元の風当たり
もうこれまで何度も記事に書いていますが、もしかしたら私は日本一足元の風当たりにうるさい人間なのかもしれません笑
ここ何日かスクーターに乗っててこれがもう何よりも苦痛で、正直もう乗りたくない。寒くて寒くて冷え性な足が更に冷えてストレスMAXです(´-`)
スクーターって、一見足元は風が全然当たらなそうですよね?
ところがどっこい見た目と裏腹に風がビュービューは入って来るんです。これは今回のスペイシーやヤマハのシグナスなど足置き場がフラットなタイプでもPCXみたいな足の置き場が限られているスクーターでも同様。
風が足に当たらない順を書くなら
C125>鉄カブ>スクーター
てな感じです(個人の感想、と言いつつ精度は良いと思います)。
雨の入り込みは風とは別でスクーターとカブで大差ないと思います(ガニ股でバイクに乗るの人は別です)。
操安性
操縦安定性。
スクーター全般に言える事で、ホイール径の小ささ、トレール量の少なさから来るフラつき感、タイヤのキョロキョロ、道路継ぎ目でのハンドルの取られが精神的不安を増幅させます。
これはカブと比べたらの話であり良く言えばハンドリングがとても軽快でちょっと近所を走るなどの使い方には非常にマッチしています。慣れてしまえば特に何も感じないのですがカブと比べてしまうと一長一短ですね。
PCXや車格の大きいのは14インチホイールが付いていますがそれでも14インチ。雪が降ったらとても乗ろうとは思えません。
カブは基本17インチでありつつトレール量も多いので操安性が非常に高いです。設計当時は片手で運転出来るように考えられていたというのも納得出来ます。
鉄カブはベースが50ccなので最高速度が上がると純正の車体だとさすがに安定性は欠けてきますがC125は3ケタのスピードでも全く不安がありません。
エンジンフィーリング
今回スクーターに乗った事で再認識したエンジンフィーリングというもの。
C125のエンジンは非常に趣味性の高いエンジンフィーリングである事に気付きました。特に低中速域での鼓動感がとても心地良く、音は静かなのにすごく乗ってて気持ち良く楽しくなります。この辺りのホンダの味付けは凄いなと思います。
反対にスクーターは全く味気がない。
コレはコレでまた逆に凄い。良く出来ています。バイクというものに趣味性を求めない、移動手段でしかない人にとってエンジンの振動や音なんてものは少なければ少ないほど良いのだろうと考えればコレはコレで正解なんでしょうね。
エンジンパワーの面はスクーターの車種で全く特性が違うので割愛。
ゼロ発進は全般的にスクーターの方が良いでしょうね。
使い勝手の良さ
これは圧倒的にスクーターの勝ち。
かと思えばそうでもないです。C125とスクーターの比較であれば。
C125のキーレスはネットでは色々な意見がありますが、慣れてしまったら超便利です。もう手放せませんね。原付2種スクーターでキーレスは現在PCXだけですかね。
代車スクーターで鍵を刺してバイクを動かすのはとても煩わしい作業です。
収納スペースは基本的にスクーターの方が多く2人乗りもしやすいんですが、収納スペースはカブは箱を載せれば良く、2人乗りの頻度がそんなにあるのかどうかという点をどう考えるかですね。
あと地味に気になるのがスクーターはセンタースタンドしかない率が高いこと。C125はサイドスタンドと両方付いています。いちいちセンタースタンドでバイクを駐車しなければならないのは面倒です。
まとめ
原付2種バイクに趣味性を求める、悪路を走る事がある、足元の快適性が欲しいならスーパーカブC125一択!
ただの足としてバイクが欲しい、2人乗りの頻度が高い人はスクーター!
てな感じで個人的に分類してみました。
考え方は人それぞれですからね。
ちなみに余談ですがスーパーカブ110とC125は排気量とブレーキ機構の差くらいだと思ったらそれは大間違いなので気を付けましょう( ´∀`)