吾唯カブを知る

吾唯足知 スーパーカブのブログ  最近はハンターカブについて書いています

カブ マニホールド交換

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\\\٩( 'ω' )و ////

 

 

 

 

 

はい!マニホールドを買いました。

 

購入先はもちろんいつもお世話になっているM&F Cubyさん。ありがとうございますm(_ _)m

 

 

 

 

マニホを買うにあたっては本当に色々と悩みました…

マニホの形状と長さ、穴径、値段。

アホみたいに値段が高いのはイヤだし安くても性能が落ちるのもイヤだし、そもそもちゃんとキャブが付く角度なのか、穴径と長さによってトルク型かパワー型かどっちなのかなどなど。

 

 

色々と調べましたがやはりこれと言った明確な答えはありませんね(*´-`)

カスタムパーツが無数にあるバイクなだけに組み合わせ次第で特性が変わってくるからでしょう。

 

そこで、自分なりにこれまでカブを造ってきたデータを基に考えました。

 

 

 

 

・まず排気量。

現在88ccでエンジンを造っており、トルクがそこまで大きくないのでトルクがなくなるのはまずい。カブはモンキーに比べてホイールが大きく車重もあるのでトルクをどう出すかが非常に重要なポイント。

 

・キャブのマニホ側、ヘッドの吸気側のポート口径とインテークバルブ径とのバランス。

段差うんぬんと言うより、いかに混合気をスムーズに効率良く運べるか。大口径マニホよりある程度絞り込んである方が良いという話もありますが、私的にキャブのマニホ側口径からインテークバルブ径に向けて少しずつ絞り込まれて行くテーパー形状な感じが良いのかな?と現在考え中。

 

・マニホ形状。長いのか短いのか。どう曲がっているのか。

一般的に短いと高回転でパワーが出るが下のトルクがなく、長いとその逆だと言われています。マニホの曲がりがキツいとその分吸入抵抗が増えると考えて良いでしょう。

 

 

 

現在使用中のマニホはキタコのPC20用のもので長めであり角度が急に曲がっています。この急な曲がりがなくなるだけでも効率は上がりそう。マニホの口径は約22mmでキャブ側エンジン側の取り付け部はリューターで段差をなくして使用。

 

 

 

 

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キタコ PC20用マニホ

 


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そして今回購入したのは、

JUNのPDキャブ・BVヘッド用マニホ

 

インシュレーターを付けなくてもすんなり付きました。エアクリーナーボックスも問題なしです(^ ^)燃料コックとホースの位置を微修正したのみで取り付け完了。

 

キャブが傾くからどうとか言う話もありますが、この方向にこの程度傾く分には全く問題ないでしょう。ノーマルキャブとマニホだとしてもサイドスタンドかけてアイドリングさせてる時の方がよほど傾いてますから…。

 

 

 

 

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マニホ比較

長さと曲がり具合が違いますね。

 

 

 

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Junエンジン側約23mm

 

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Junキャブ側約26m

 

キャブ、エンジン側共ほぼピッタリの径で、エンジン側を少し修正するかな程度。

 

Junのマニホはキャブ側はPC・PD用などがあり、更にエンジン側も90用やBVヘッド用などがありそれぞれ口径が異なり、幅広くラインナップされています。つまりそれだけ選ぶ悩みが増えるわけです笑

 

トルクが減る方向にはしたくないのでPCキャブ用のマニホを買って段差を広げてみようかとも考えましたが、まず口径の大きなものでフィーリングを確かめてみるのも良いかなと勉強の意味でも今回のマニホにしました。

 

 

 

 

 

そしていざ始動。

 

 

 

 

 

 

 

フツーにエンジンかかりました。

安定性も特に変化なし。

 

 

少し温めてからブリッピングしてみました。

 

 

 

 

 

 

 

「ドキッ」

 

 

 

 

 

としました。

 

いつものように開けたのにいつもより鋭く回ったのです。

 

そこまで変わらないでしょ??

と思い走り出してみる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全っっっっ然違う……!!

 

 

 

 

 

 

 

メチャメチャレスポンスが良い。

出だしからすごく加速が良くなった。

 

 

 

と思っていたら、中速から上は更にレスポンスが良く、グイグイ吹け上がる。

キタコマニホの時は、アクセル開度に対して二次曲線的に回転数が上がっていたのが直線的に上がるようになった感じ。開けたら開けた分だけ吹け上がる。

 

JUNのBVヘッドをこれまで使用してきて良いと思った事は正直なかったんですが、マニホとセットで使用して初めて良さが出た感じがします。キットパーツにマニホもセットで売ってくれてたら良かったのに…(°_°)

 

 

 

マニホールドはエンジンパーツの一部。

 

そう断言出来る変化でした。

考えてみれば取り外しの出来る吸気ポートですもんね。

 

 

色々走り回ってフィーリングを確かめている最中ですが、おそらく穴径の違いよりもマニホ形状の違いによる吸入効率の向上による効果が大きいと思います。

長さだけで言えばキタコの方が長く、トルクが出そうですが実際はJunの方がトルクも出ており峠の登りでもその差ははっきり分かります。

大口径と思っていた今回のJUNのPDキャブ・BVヘッド用マニホですが、使ってみたら丁度良かったという結果。

これでマフラーが違えばまた結果は変わってくるんでしょうね。

マニホは奥が深い…。

 

 

あ、キャブセッティングは変化のわりにほぼ変わらずに使用出来ていますが、トップで若干濃いか…?程度な変化でした。

 

またぼちぼち煮詰めてみます٩( ᐛ )و