ハイ。届きました!
圧縮比を上げるべく注文していたシフトアップ製シリンダベースメタルガスケット0.25mm。
通常の紙ガスケットは0.5mmなので半分の厚さです。たかだか0.25mm差かぁなんて思っていたけど、燃焼室を円錐として考えて計算してみたら結構な数値の差があってビックリ!
これは期待出来ますね(^^)
ところが。
ブログにアップしてなかったけど今回ガスケット変更する前にマニアック製過激カムを入れて調子を見てたんですね。
そしたら中速域がJun80cc用よりトルクモリモリなんで乗りやすくて、最高速が劣っていたとしてもこれで圧縮上げてやればいい感じになるのでは??
と期待を胸にガスケットの組み直しをしたんです。
今回は粘土を入れて確かめる事はしなかったのですがJun80ccカムのトライの時に余裕が結構あった事から考えて大丈夫だろうと思いそのまんま組み付け、クランキングチェックをしても問題ありませんでした。
が…
いざ全てを組み上げてエンジンをかけると
「カキャキャキャキャキャキャ……」
(`・ω・´)……。
エンジンOFF。
気を取り直してもう一度エンジンをかける。
「カキャキャキャキャキャキャ……」
_:(´ཀ`」 ∠):
バルブヒットしとるやん…
経験ある人なら分かると思いますがエンジンかけて初めて異音がした時のこのやり場のないやるせなさ…
一気に眠気が押し寄せて来ました…
が、
そこは何とか踏ん張り!
気を取り直してJun 80ccカムに入れ替え作業を進めます。
一気にスイッチが入りました。
ただカムとロッカーアームを入れ替えるだけでなくバルブのステムの歪みが出てないかを確認してからバルブスプリングを見直しです。
左の大小セットがJun。
真ん中のピンクマーキングの入った大小セットがカブ90純正。そして右の大がモンキー純正。
Junのと90のは自由長は一緒です。
素材やらは違うのかな?
大スプリングjun、90とモンキー用は3mmほど差がありモンキーのが短いです。
で、今回大はモンキー、小はJunのスプリングの組み合わせで組んでやろうと思います。
圧縮比アップとスプリングのフリクションロス低減で差が出ればいいんですけどね。
パパパッと組み上げ、ナラシ用のノーマル風の静かなマフラーを取り付けてエンジン始動です。
「キュルキュル…トトトトトトトトトトト…」
ψ(`∇´)ψ
今回は異音もなくバッチリです。
ナラシのためにちょっと乗ってきましたが、異音もないし普段使用する回転域付近まで回してもサージングもないのでいけそうです。
ただ高回転域がメチャ濃くなっているようでフケ切りが悪いです。高圧縮化が効いてますね。
あとはキャブセットを煮詰め直してマフラーをモリワキモナカに戻してどのくらいのポテンシャルになってるかに期待ですね♪